お兄ちゃんは、あたしをもう一度きつく抱きしめて言った。


ずっと聞きたかった…。





『ただいま。』



もう、死んでもいいくらいうれしかった。




だから、嬉し涙をたくさん流したんだ。


最悪だったはずが、サイコーになったよ…。