お母さん・・・。 ごめんね・・・・。 でも、あたしは、なによりもお兄ちゃんが大事なんだ・・・・・・!! そして、あたしに、渡されたのは、一枚の紙。 お兄ちゃんの家の住所が書いてある。 さっき、あたしの目の前で書いてくれた。 紙って言っても、レシートだけどね。 『ずっと待ってるから、絶対こいよ!!』 お兄ちゃんは、そう言うと、あたしに、片手をあげ、帰っていった。 あたしの、最高のクリスマス・・・・・。 待っててね・・・。 あたし、必ず行くから・・・・。