アタシとお兄ちゃん。



「あっ!そうだ恵美華!昨日のドラマ見た?」



「うん!見た〜」


「おもしろかったよね〜♪」


あたしは、いつもと変わらないように、理紗と接した。


悲しい表情を見せたら、理紗が気付いてしまうかもしれないから。



「だよね〜!それでさ…………………」



理紗が立ち止まった。


「どうしたの?」


理紗は、人差し指をあたしの顔の横に、伸ばした。



「……………あれ」