筒井を呼び出すコールがなりだした。 若林は あわてて携帯を筒井にかえす。 「あぁ 分かってる 今から行く…」 「君たち 私はもう行かなければならない! トミーを見つけ出したらおしえてくれ!!」 若林に 自分の名刺をわたして 筒井はその場を立ち去った。 「おい 金田! あの人社長さんみたいだー 証券会社の社長なんだ!」 「へー きっと小っさい会社だろ? コーヒーもおごってくれなかったぞ!」