____苺の季節____

「本当に良いんですか?

何だか頂くの申し訳ない感じが…、図々しく何だか……」


「なーに、気にしないで、杏奈ちゃんだからあげるのよ……、お古で悪いけど、ちょっとしたプレゼントにさせて」


ウィンクして見せる。


「では、有りがたく着させて頂きます」



「嬉しいわ、使ってもらえて」



「じゃ、次は鳴海の番ね、
奥の部屋で脱いで羽織るだけ羽織ってなさい、

帯を結んであげるから」