「おっはよ〜!ミコぉ!」
「もう夜だし〜」
「え〜!
さっき起きたとか言ってたじゃあん」
「そうだけど〜」
「あははは!うちと一緒〜!」
「よっす!」
「こんばんは〜」
知らない人…
あたしは少しだけ、小声で聞いた
「あれ?カレシは?」
「あ!この人は〜知り合いの人〜
カレシ出張行ってて、来れないからぁ
楽しんでおいでて ってメール来たぁ」
「そっかぁ」
「行くべ〜」
「はぁい」
着いた湖は すごく大きかった
それに ―――
昨日のトコは、山の中の
ホントに狭い広場だったけど
ここは、すごく広い駐車場で
「なにあれ〜!
クルマが勝手に動いてる〜!」
「うちもここ初めて〜!」
「カナのカレシは
どっちかって言うと、お山系だからな
あんまりこっちは来ないだろ」
「ですね〜」
車がそのまま
スピーカーみたいになってるのもある
「改造してんだよ」
「あれなに?!
アニメの絵かいてあるよ?!」
「痛車だろ」
「え、イタリアのクルマなのぉ?」
「イタイから、イタ車
最近よく来るんだよな、あいつら」
「きゃはははは!」
「あははは!そうなんだぁ!」
点滅してる、白い橋
音楽
笑ってるカップル
アイスクリーム
踊ってる男の人たち
テレビみたいになってるクルマもある
こんな、遊園地みたいなトコ
はじめて
すっごい楽しい…
「毎週集まってるし
気に入ったなら、連れて来てやるよ」
「まぢですかぁ?」
「楽しい〜〜」
「んじゃケータイ教えて〜」
「はぁい」



