あたしはもう
すっごい気分悪かったし…
途中すぐ、カナに言って
駅前までカレシの車で送ってもらった
「ミコぉ、またねぇ!」
「またぁ」
車から下りて、おサイフ出した
「ミコちゃん」
「あ…ハイ」
カレシに呼ばれた
「あいつ〜言い方悪いから
気分悪くさせたなら、ごめんな」
「………」
別に…
他の人に謝ってもらってもしかたないし…
「あ〜いうトコで
走ってる奴らってさあ」
「…ハイ」
「皆それぞれ、一応さ
自分の腕、それなりに
自信あったりすんのね
男の世界っつーの?」
「………」
「まあ、言ってて笑えるけど
だからあ
…自分がミスって、ケガして
そーいうトコ女の子に世話されんのって
屈辱?恥ずかしい?
心配してくれるキモチは
うれしいんだぜ、マジで
でもさ」
なにそれ…
…わかんないよそんなの
…… なんか、バカみたい
あたしはそう思ったけど
口では 言わなかった…



