「うお…すげえ!!」 「はや〜い!」 歩道の外側は、木の生えたガケ たぶんここから落ちたら 大ケガじゃすまない だけど ほとんどないってくらい 狭いガードレールの向こうには 男も女も、たくさんの人が身を乗り出して すごいスピードで走ってく、車を見てる 「もっとこっち来い、カナ そこだと突っ込んで来るぞ」 「げ ミコ!もうちょっとあっち…」 ――― やつが、走って来た