そのままあたしは ぼーっと立ってて …とにかく 地元戻らないとって思った カナに言おう アツシさんと一緒だろうし むかえに来てもらう… 「えっと…あれ…」 指、ふるえてる どうしたんだろ 「――― ねえ」 とつぜん 影 目の前、指が一本 「ねぇ」 爪 何かつまってて真っ黒… 「じゃあ、これでどう?」 「――― あ… あたし、そうゆうんじゃ!」 「チッ ならこんなとこつっ立ってんなよ!」 カシャーン 「―――― !!!」 平手で床に、叩き落とされたケータイ あわてて走ってひろいに行った