さんご=15。





「お、カイト戻って来た」




… なんで?




「あれ?カイトちゃん
シート変えたんか?」


「そ」


「攻めるのに必要なくね?…って」




「帰るぞ〜 サンゴ」


「――… あ」




肩… 抱かれた…




「――― え?!え〜〜っ?!
お前ら付き合ってんの?!」


「えっ?!いつのまに?!」


「え〜〜〜ッ?!マジ〜〜〜?!」





バイクにまたがったカイトが
みんなに 両手でキスして


あたしは その背中に
ギュッ…て、 つかまった…






帰り道




ゆっくり通り過ぎて行く 真夜中の景色…




もう閉まってるお店 灰色




まるで世界中に




あたしたち ふたりだけみたいだ…




誰もいない道
信号で、止まった




「ミコぉ
ちょいさ、後ろズレろ」


「え…?」


「俺のタイセツなトコが潰れる〜」


「な…ッ!!」


「今度〜
ステップつけてやるから待ってな」


「ステップ?」


「足、置くトコ」




「――… やさしいね」


「あ?!」


「… なんでもないよ」


「行くぞ」


「――― うん!」




このまま…