おとうと 02

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 次の日、私は千秋君を学校の裏庭に

       呼び出した。

   「るう・・・遅れてゴメンな?」

     千秋君が息を切らしながらやってきた。


     「るう?」

   今日でこの恋が終わりなんだな~。

    そう思うと涙が出てきた・・・


      「千秋君、聞いて欲しい事があるの」

   私は涙を拭いて千秋君の目を

   
      しっかりと見た。