「でも千秋君は玲さんが好きなんだよ?
私あんなに酷いことしたのにいまさら・・・」
「だからだよ」
え?
「るうもこのままじゃ嫌だろ?だから
きちんとけりつけてこいよ!」
私達は沈黙が続いた
だって凄く勇気が居る事なんだよ?
また玲さんを不安にさせちゃうんじゃないかな?
千秋君迷惑になるんじゃ?
しつこい女って思われるんじゃ・・・
「じゃあ、俺帰るわ。もしも、千秋って奴に
ちゃんとけりつける事出来たら話しあるから」
そう言って慶は帰ってしまった。
「よしっ」
私は千秋君に明日、学校で最後の告白をすることを
決意したんだ。

