「ここで、重大な発表があります。 実は先生…」 ここで山ちゃんは言葉を切った。 右ポケットからハンカチを取り出し、涙を拭う。 「実は、今年限りでこの学校を辞めることになった」 クラスがざわつく。 「まあ俺もみんなと一緒に卒業、ってワケだ」 そして山ちゃんはこの言葉で最後のHRを終わらせた。 「今までありがとう。 最高に楽しい1年になったよ」