「日向?いい加減にしなさいよ。
もうそろそろ、素直になるべきじゃない?」
アキはそう言ってあたしの顔を覗き込む。
「あたしは元から素直だし!」
「日向!!!!」
アキが鋭く叫ぶ。
「今まで黙って見守ってきたけど、
正直、あんたら見てるとイライラすんの!
お互い、言いたいことあるのに言わなくて。
目が合ってもすぐに逸らして。
スキならスキでいい。
友達でいたいなら友達でいればいい。
どんな関係になろうともそれは2人の勝手だよ?!
けどさ、そういう焦れったいの見せられてるあたしたちのキモチにもなってよね!」
アキはそう怒鳴り散らすとどこかへ行ってしまった。
「ごめんな、日向。
アキ、たまに暴走しちゃうだろ。
その悪いクセ、出ちゃったみたいだ。」
夢大は苦笑い。
「けど、アキの言う通りでもあると思うぞ」

