「オカン、明日3者懇だから忘れんなよ。
俺、学校で待ってっから」
「はいはい。
分かってるよ。
それじゃ、行ってきます!」
オカンは夜のバイトに出かけていく。
明日、3者懇なんだよな…
正直、まだ迷ってる。
陸上を続けるかどうかも、
N高かY高か。
陸上を続けないとなるとまた違う学校を探さなくてはいけない。
陸上を続ければ、その2校で迷うことになる。
「どうすりゃいいんだよ…」
携帯を手に取って適当に触る。
なぜか日向の電話帳を開いてる俺がいて。
そう言えばアイツ…せっかく連絡先交換したのに送ってきてねぇーや。
気づいたときには遅かった。
『……もしもし?』

