それからのあたしは抜け殻という言葉がピッタリだった。
毎日特に何もせず、
自分の部屋で音楽をかけベットの上にずっといた。
何回か鳴っていた携帯はもう鳴らない。
電源が切れたのか、それともこんなあたしを見捨てたのか。
そんなことを確認するのも面倒だった。
ふと、カレンダーが目に入る。
そうか。
明後日から全国大会か。
何日か前のあたしが目に浮かぶ。
ウキウキしながら絶対に行くんだと決めた全国大会の本番の日に赤で丸をつけるあたし。
おもむろに立ち上がり、8月のカレンダーを破る。
そしてぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱へ投げた。
でもカレンダーはゴミ箱の手前で落下する。
それを拾うこともなく、ただぼーっと見つめる。
いつまでもこんな生活をしていちゃいけないのは分かってる。
でも、何もする気になれないんだ。

