あれから3日後。
あたしは順調に回復して退院した。
「今日はゆっくりしておきなさい」
と、いうお母さんの言葉を無視してあたしは外に出た。
あの悪夢のような日もこんなふうに暑かった。
太陽が今日も容赦なく照りつける。
外に出た瞬間、暑さでクラッとしたがあたしは動かす足を止めようとはしない。
もう、どうでもよかった。
親の心配がウザイ。
夏の課題も今さらやったところで間に合うワケがない。
あたしから走ることをとって、神様は何がしたいのだろう。
今まで調子にのっていたあたしへの罰…?
そんなことを考えて自分でフッと笑った。
何が神様だ。
そんなのいるはずがない、って分かってるくせに。
そうやって誰かのせいにしてあたしは逃げてるだけ。
誰かに言われなくたって、気づいてる。
それでも逃げたかった。
この世界から。
この現実から。

