切なさの距離~友達以上、恋人未満~






「おはよー!

湯川、いる?」


次の日

部活へ行き、夢大を見つけ声をかける。



「今日は来たよ。

なんか体調悪かった、って。」


ほらあそこ、と言われ夢大の指の先を追う。

そこにはやっぱり前より少し細くなった湯川がいて。


その顔は元気、というより生気がない。



「おはよ」

さりげなく湯川の隣に行く。



「………はよ」

前にも増して小さくなった声。



「昨日はその…ごめん」


とりあえず頭を下げた。

相手、泣かせちゃったワケだし。



「いや、日向のせいじゃないから。

裕実のことで練習終わったら話ある」


湯川はそう言って体操を始めた。



裕実ちゃんのことで話…?


なんであたしになんか話すんだろう。



…ま、いっか。

あとで湯川に聞けばいいことだし。