利翔の家は、一軒家だった。 幸せそうな、可愛らしい一軒家。 愛されて育ったんだな~って想像できるような、そんな家。 「綺麗な家だね~」 「んなことないよ」 「あ! この置物可愛い~」 玄関に置いてある おとぎ話に出てくる主人公たちが小さくなったような置物に目をやる。