僕の大好きなお姉ちゃん





ふと顔を上げると、
タッタッタッと…軽快に走ってくる姿があった。



あの爽やかな背格好――
持ち主は、ひとりしかいない。




目が合って、その人は満面の笑顔になる。
「奈々っ!」




利翔――――――。