仔猫よ まだ夜毎
恋人の閨に、そっと忍び込む
凄まじい執念も知らず
愛らしき肉球を触られている
お前が、いつか
外に出たがって、
気味悪く鳴くとき…
その溜まらない愛しさ、
愛らしさは、
どこで見分けられるのやら?