流れる白い雲の下

遠く 山並み のぞむ

公園の、ひとこま

蕾が3つ、ほころんで

花びら1つ散った…

ハラハラと、舞って

5弁花 みんな散って

さみしくて かなしくて 

景色が泣く さわさわ



影に驚き はしゃぐ小犬よ

飽きることなく

追い続けて さぁ

もうケリを付けよう


憂鬱は、秋と同じ

春だからって

能天気に楽しいばっかじゃ無い

そういうもんだ

そういうもんだ。