*。恋するブス。*

「・・・っ・・つぅ」


えっ!?

泣き出しちゃったんですけど。


えっちょっとやめてよ。

私が泣かした見たいじゃん。


えっ?もしかしてぶつかって怪我してるとこに当たって超痛い!とか?



それとも・・・。

もしかして。




「聞いちゃった?」


聞いてたらマヂやばいよ。

だって自分の陰口きいたんだよ。


ショックだよねぇ・・・。


まぁアンタのことなんか知らないけど。




「っ・・っうぇっ・・」


えーもっとないちゃったよ。

図星じゃん。


てかさぁ何も知らない人が見たら完全私泣かしたみたいじゃん。


ほらぁあのひと私が泣かしたみたいな目で見てくんじゃん。

何みてんだよ!


ってか違いますよ。

私じゃないですよ。


・・・もう。

しょうがないなかれてても困るし。




「場所かえる?」


そういうとその子は黙って頷いた。


しょうがないから慰めてやるんだかんね。

勘違いしないでよ。



私にとってアンタはライバルなんだから。