「好きだから……
その人の事が


好きだから……」



そう言った瞬間
腕をギュッと掴まれた。


「イタっ!」


思わず声が出て
見上げたら


怖いくらいに
真剣な瞳で
あたしの事を
見つめてた…




「俺が、ソイツの事

忘れさせてやるよ。」



そう言って
顔が近づいてきた!

キスされそう!?


「イヤ!」

必死に抵抗する
あたし



「好きだ……」



「イヤ!」




誰か…!助けて!!