「仕方ないよ
蘭。

2人共、初めての
彼氏なんでしょう

今が一番

楽しい時期だもん」



「うん……
あたしだって
よく分かってたんだ……

いつか



こんな日が来るって


だけど……



いざ、こうなってみると


なんだか……



あまりにも
寂しくてさぁ~~」



「あぁ~ヨシヨシ」


そう言って頭
撫でてくれる
麻里


「まるでお母さん
みたいだね。」


「そう?うち
小さい妹いるから
自然とこうなっちゃうのよね…」

「妹、いくつ?」


「5才」


「ちっさいねぇ~」


「まぁ~ねぇ~
いつでも子育て
できるよぅ~」


「おぉ~すごぉ~い」