「どうしたの?蘭」

「蘭ちゃん、行くよ」


って、美紀と優花が
あたしを呼んでいる
声が聞こえたけど

あたしは


この 目の前の


顔 最高の

性格 最悪男から
目が離せないまま



ワナワナと
震えていた。