だんだんと陽がのびて、もう3月だった。

桜の蕾も少しずつ膨らんできている。



今日は朝練だから、璃奈と一緒じゃない。
あとどのくらいで咲くだろう、なんて思いながら1人で登校。


--この桜みたいに、初めての思いも咲いたらいいのに。

なんて。




しまうはずだったけど、しまえてない。



好き、、、、、、、、なんだよね。






いろいろ考えながら、校庭に入るといるんだ。





--風が。




胸がチクチクする、、、