ゾクゾクしてきて、鳥肌がたっている…

アタシは怖くなって、前にいた藍子の腕を軽く触れて、

         驚いた!

藍子の腕がとっても冷たかったから…
急いで郁と自分の腕も触ってみると、
死人の様に冷たい。


けど、アタシが驚きの声を上げる前に郁が……


「ねぇ、何か聞こえない?」

と言ったので、


「なにが?」

と言うことにした。


「いい?少しずつ大きくなってきてる……ほら!」

「そんな事より早くここを出たほうがいい!!
 嫌な予感がする!」