「私、待ち合わせ場所にいるよ?」 そう快登と電話しながらゆっくりと快登に近づく。 「マジ?お前、場所間違ってんじゃね?」 「間違ってないよ!快登!私いるじゃない!」 私は快登の前に立った。 しかし快登はまだ気付いていないようだ。 どんだけだよ、この鈍感男!