鬼と龍


「よかった!!じゃ~な。」
凪が家に向う後ろ姿を見て、
(幸せになりなよ。)
逢が向かった先はトイレではなく、校舎の裏だった。


凪が帰り道
(逢が帰ってきたら、言おう。あのこと。)
(逢の最後の『じゃ~な。』って、……またすぐに会えるのに、『じゃ~な』って??)
ネオが
「凪、すまない、実は隠していたことが……」
ネオが鬼神の召喚について話す。凪は急いで学校に戻るため走った。
(バカ!!逢のバカ!!なんで黙ってるの!!)

涙が流れていた