女の子が
「ライカ」
電気の力をためた玉が拳銃から勢いよくでて風の刃を相殺した。

「あなたは、少しだけ強いようですね!!
あいさつがまだですよね。はじめまして、シルバークラスのファントムです。」

影が微笑を含ませて言う。

「ライカ」
女の子が容赦なく無防備なファントムにさっきの電撃を飛ばす。

でも、煙のように影の体を通り過ぎた。

(なんで??)

女の子も驚いた顔をしていた。

ファントムが、
「ヒュウ」
と叫ぶと、ファントムの動きが竜巻のように女の子を中心に回り、持っている刀で斬りきざんでいた。
女の子の悲鳴が響く。