次の日もお昼頃まで寝て、生命エネルギーを回復した。
ゆっくり体を伸して、体の調子を確かめる。
次に、凪は自分なりに心を落ち着かせてみようとしたが、なかなか分からない。
横になって獣になっている逢のそばにきて、（時間になるまで起きないだ。）
いきなりブレスレットから、シュラが
「よ～、凪、気になるか??」

「いや…別に、つうか、逢は大丈夫なの??」

「体の方は大丈夫だ。でも、精神はかなりヤバい!!」

「それ大丈夫なの??」

「今は、逢を信じるしかないだろう。凪は調子はいいのか??昨日よりも強いぞ。」

「ねぇ??シュラ、ネオ??心を落ち着かせるってどういうこと??」
二人そろって
「「明鏡止水!!自分を川の中の岩にする」」
「ふ～ん。」

凪は、銃をだして、瞳を閉じて。川の中にいる自分をイメージした。だんだんと自分の呼吸が聞こえなくなり、最初に草木が風に吹かれる音が聞こえてくる。次に、風の動きが肌で感じることができる。
自分が自然の一部になっている感じがする。目を開けると、全てが感じとれた。

ついに、鼓動が聞こえてくる。