凪は親の生命保険金があったので、それで出前をとって夕食にした。
（逢に会う前までは、こういうの食べていたなのに、何かおいしくない。味気ない。）

（私も料理に挑戦しようかな。）

食事が終わると、竜神が
「龍の本質は想像してそれを生む出す、つまり、創造の力にあります。」

「へ～。」

「創造とは、無から有への力、貴方が心を落ち着かせて、無になれば、自然と技や威力も変わるでしょう。」

（だから、最後あんな感じになったのか。）
鬼神が
「アレまた、同じ時間帯になったら、目覚めるからの～、しっかり休むのじゃ。」

「そういえば、逢はどうなるの??」
鬼神が下を向きながら、
「五日後して、戻って来れないならば、一生あのままじゃ。」
凪が驚いて
「え!!どうやれば、戻るの??」

「シュラが目覚めさせた人格を倒すことができれば、戻れるじゃろ。もし、別の人格が逢を倒してしまうと、暴走した逢になるじゃろな。」

（かなりヤバい。逢頑張って!!なんで私こんなこと考えているだろう??）
笑みがこぼれた。
（変なの!!）