鬼と龍

どこか別世界で、とても立派な椅子に座っている男いる。顔は暗くて見えない。

その男の前には泉があった。その泉には、破戒者レイの闘いが映っている。
その男と泉を挟んで、ファントムが片膝をついてその泉を見ていた。

レイが倒した。ファントムが冷たい目で見つめていた。
(破戒者レイがやられるとは!!アイツの力……)

子どもの無邪気な声で
「キャハハ、殺られてやんの。ダッセ~。」
ファントムの隣りから、子どもが現れた。
椅子に座っている男が丁寧な口調で
「久しいですね。支配者のマスター。会うのは、始めてですよね??ファントム、二人のゴールドクラスの一人です。」
(コイツがゴールドクラスの支配者のマスター!!)

ファントムが頭を下げて、大人が子どもに頭を下げるというおかしな構図で、
「お目にかかりて、光栄です。わたくしは、シルバークラスの亡霊のファントムです。」
無邪気な声で、
「いいよ。そんな固くならなくて!!
それより神様、……ハイ」

ポケットから二つの淡い青い色をした何かのかけらをだして、椅子に座っている男、神にだした。