鬼と龍

逢は、踏み込むと同時にブラックホールに吸いこまれてしまった。ブラックホールが閉じた。
レイが息を切らして、
「俺の勝ちだ!!あの別世界に閉じ込めらた者は、一生出てこれない!!」

いきなりレイの目の前で空間が裂けた。
そこから、逢が出てきた。
レイが驚いて、
「なぜだ??貴様人間か??」

「闇はすべてを消す。空間も!!
消えろ!!」

逢が縦一線にレイを消した。

逢の紅い瞳がキレイに輝いていた。

しかし、またすべてを破壊し始めた。
「消えろ。消えろ。消えろ。」

鬼神がいきなり現れて、また頭に力を流し込んだが、戻らない。
鬼神は頭を掴まれて、そのまま凪の方に投げた。

凪
（どうしよう。）
凪は驚いた。
目の前に蘭々がいた!!
蘭々がまたこの別世界に入っていたのだ。
逢は、蘭々に切りかかろうとした。
凪が
「ダメ～。」
体が動かない。