「これ、リムジンだよね!?」 黒く光るツヤツヤボディ 長い胴体 絶対リムジンだ!! 「そうだけど?」 「そうだけどって…」 リムジンとか見るの初めてなんだけど!! 「早く乗れよ」 ぐいっと、壱耶に手を引っ張られた。 「うわっ!!」 バランスを崩した私は、壱耶に突っ込んだ。 「うわ…壱耶、大丈夫?」 私はガバッと起き上がった。