最強ヤンキー☆




「これ、リムジンだよね!?」



黒く光るツヤツヤボディ



長い胴体



絶対リムジンだ!!



「そうだけど?」



「そうだけどって…」



リムジンとか見るの初めてなんだけど!!



「早く乗れよ」



ぐいっと、壱耶に手を引っ張られた。



「うわっ!!」



バランスを崩した私は、壱耶に突っ込んだ。



「うわ…壱耶、大丈夫?」



私はガバッと起き上がった。