最強ヤンキー☆




「お車でお送りします」



「そうしよっか」



「そうだな、魅羽はどっちが良い?」



「私?断然車!外暑いもん!」



もう暑いのは懲り懲りだ。



「じゃあ車にするか」



「ほら、二人共乗って!!」



「分かってる、央眞うるさい」



「なっ…壱耶ヒドいっ!」



わざとらしく泣き真似をする央眞。



その横に、壱耶がドカッと座る。



「ほら魅羽、こい」



「うん…え?」




…ちょっと待って。