ヤバい…わけないな。



俺より強い奴なんていねーし。



ってか、魅羽には死んでも負けるわけにはいかないな。



なんてーの、男のプライド?



「よし、やるか!」



「いつでも来いっ!」



自信に満ちた魅羽の顔。



…わざと負けるの、あり?



「じゃあ行くよ~用意、スタート!!」



拓兎の声が響くと同時に、対戦が始まった。