「俺さ」 壱耶が呟く。 「うん」 「俺…自分が嫌いだったんだよ。弱いし、情けないし…」 壱耶は空を見上げた。 「ずっと…変わりたいって思ってた」 「…うん」 私はコクリと頷いた。 「…俺の家、マフィアなんだよ」 ぶふっ!! 何も飲んでないのに吹き出してしまった。 「ごめん、驚いた?」 「そりゃ…驚くよ!」 だって…マフィアだよ!? すごい世界だよ…