「毎日ランドセルを隠されて殴られてたよ」 言いながら苦笑いする壱耶。 「酷すぎ…」 涙が溢れてくる。 「でもな?ある日、女子が俺を助けてくれたんだ」 「女子が?」 私は聞き返す。 「同い年ぐらいの女子で…ケンカがすげー強かった」 しかも、と壱耶は付け足した。 「すげー人数の厳つい男達を従えてた」 壱耶はしみじみと言った。 大人数の男子を従えて、ケンカが凄い強い? 「それってもしかして…」