「わかったよ!よろしく央眞!」 何ぃっ!? 俺はすごいスピードで魅羽の方を向いた。 「な、何よ?」 「…なんでもない。自己紹介だったな」 俺は、必死で平静を装った。 「俺の名前は篠咲 壱耶…壱耶でいい。このチームのボスやってる」 「よろしく…壱耶」 魅羽が手を差し出してきた。 「?握手しないの?」 「あぁ握手か」 そう言って、俺は魅羽と握手した。