「でででで、でもぉ…!」 本気でダメだってば!! 「大丈夫だよ、魅羽!」 結菜も、私の背中をバシバシたたく。 「魅羽は俺の妹だろ?大丈夫だよ」 お兄ちゃんは私の頭をガシガシかき回す。 「…でも…壱耶は、私のことどう思ってるかわかんないし…」 私は俯きながら言った。 「大丈夫なの!」 結菜が私の手を握る。 「魅羽らしくない!うじうじしてたら、篠咲をレインにとられちゃうよ!?」 『とられちゃう』… ギュッ 私は結菜の手を握りしめた。