お兄ちゃんは、頷いた。 「言ったとおり?」 私が聞いたのを無視して、お兄ちゃんが私に聞いてきた。 「俺と結菜のこと、好きだろ?」 「うん」 私はこくこく頷いた。 「央眞君だっけ?とか、チームのみんなのことは?」 「好き」 即答した。 「じゃあ、壱耶君は?」 …壱耶… 「すっ、好き、だよ?」 私が言うと、お兄ちゃんは私の目を見た。 「壱耶君に対する『好き』と、俺や結菜、チームのみんなに対する『好き』は一緒か?」 え…