むぐっ 食べていたチョコパイが喉につまった。 「ごほ、ごほっ…その…」 出されていたお茶を飲みながら、私は呟いた。 「…壱耶君のこと…だな」 お兄ちゃんは呟いた。 ドキッ 「な、なんでそれを…」 「夜羽は、俺の大切な妹だぞ?」 お兄ちゃんはニヤッと笑った。 「夜羽?夜羽が何か言ったの?」 昨日の夜、確かに意味わかんないこと言われたけど… 「ん?『お姉ちゃんに自分の気持ちを気づかせてあげて』って」