「頭上げて、魅羽ちゃん♪」 「え…?」 頭を上げると、10人の男子が私の前に立っていた。 「俺、東葉 拓兎。よろしくね!拓兎でいいから!」 私の頭に手を乗せたまま、男子が言った。 「俺は、佐伯 凪。よろしくな、中嶋」 「僕は真希 優真と言います。よろしくお願いします、魅羽さん」 「俺の名前は霧夜 旭。よろしく、魅羽」 「私はナスラ・モリス。よろしく頼みます、魅羽さん」 「桜翼 朔…よろしく」 「竜胆 尚でっす。よろしく、魅羽♪」 「槇覇 陵ゆうねん!よろしゅうに、魅羽はん!!」