すごいな、イケメンパワー! 「新入りを紹介する…魅羽」 「あ、うん」 私は、ヤンキーの近くまで歩いた。 「自己紹介を」 コクリと頷く。 「中嶋 魅羽です。今、中3です。これからよろしくお願いします」 私は、整列した男子全員に向かって頭を下げた。 誰かの手が、頭に触れた。