最強ヤンキー☆




キャンディの袋が、地面に落ちた。



「誰かいるのか?」



ドキッ



泣いてるとこ見られたくない…!



私は、キャンディを掴んで走り出した。



ガチャン!



家の扉を開け、2階に上がる。



「おかえりー、お姉ちゃん」



夜羽の言葉を無視して、部屋のベッドに飛び込んだ。



「っく、ひぃっく…」



溢れてくる涙。



「お姉ちゃん、何かあったの?」