「あら、チャイム鳴っちゃったわね」 鷹遠先生は残念そうに立ち上がった。 「お菓子ありがとうございました!とっても美味しかったです」 「いいのよ、いつでも来てちょうだい!」 鷹遠先生はにこっと笑って棚から手のひらサイズのピンク色の袋を取り出した。 「はい、コレ。あげるわ」 そう言って私の左手にその袋を乗せた。 「え…これ…キャンディですか?」 ほんのりと苺の匂いがする。 「そう、それが入ってるわ」