「おお、知ってんよ。俺のクラスに入るはず」



「本当ですか!?」



思わず叫ぶ。



「嘘はつかないよ」



亮さんはクスクスと笑った。



「あ、すみません…でも、やったね!」



私は結菜の方を向いた。



「うん!楽しみ!!」



「ところで、もうそろそろ授業始まるけど…」



「え?あ、本当だ!」



あと2分しかない。



「行こっ!!」



「じゃあ亮さん、また教室で!!」



私は大きく手を振った。



「おー!」