にこっと笑う亮さん。



そして、ひっくり返ったテーブルを元に戻した。



「ほら、何してるんですか?文化祭はまだまだ始まったばっかりですよ?」



「あ…はいっ!!」



私は大急ぎでひっくり返ったテーブル達を元に戻し初めた。



みんなも手伝ってくれる。



「何か、みんな1つになってるな」



壱耶は笑いながらテーブルにテーブルクロスをひいた。



「だね!!」



私も笑いながらテーブルに花を置いた。



「なんかざわざわしてるけど、こんな文化祭も良いかもしれないね!!」



私が言うと、壱耶は笑った。



「そうだな!!」



中学最後の文化祭。



仲間との最高の思い出になるだろうなぁ!!